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2019年03月12日
大家さん応援ブログ

無断駐車も「住居侵入罪」として対処しましょう

アパートやマンションの敷地内に無断で駐車されることがあり、その対策に管理会社は頭を悩ませることが多いのではないでしょうか

ある日見知らぬ車が勝手に駐車している

都心では良くある話で、敷地内に無断で勝手に駐車され迷惑になることがあります。

こんな時、管理人または管理会社は、住人に聞いて回ったり、警察に連絡したりと、数日置きっぱなしにされることもあるなど、無断駐車の対応には結構手間がかかります。

また、盗難車であるとか事件性があることなどは非常に困ります。

そこで、管理会社としてはいろんな対策をとっているかと思われます。

よく見かけるのが、「無断駐車は罰金〇万円いただきます」という看板です。

しかし、この効果はいかほどでしょう。

「無断駐車は罰金〇万円いただきます」というの看板

この看板の意味するところは、法的には、「無断駐車した場合にはその行為に基づいて〇万円の損害賠償を請求します」ということです。

この損害賠償の意味は、実際に受けた損害を回復させることにあり、看板に「〇万円」と書かれていても実際の損害額以上の賠償を求めることはできないそうです。

月額駐車場使用料の月割り分程度が、賠償額の対象となるということです。

その無断駐車のために弁護士を使い、その費用がかかったということならばその金額は請求することは可能です。

また、たとえば相手が〇万円支払う事を承諾したうえで駐車していたら、その額を請求することも考えられますが、承諾したことが認定がされていなければ請求は暴利だと判断されることもあります。

この承諾の認定とは、契約のように書面でとっておくということかもしれませんが、はたして無断駐車でその事に応じるでしょうか。

無断駐車の損害賠償金としての効果はいかに

つまり、無断駐車をさせないことを狙うための「罰金〇万円」は法的にはさほど効果がないといえます。

「おどし文句」にほかならず、実際に効力はないということです。

では、どんな対策を講じればよいのでしょうか。

ごみの不法投棄と同じように、防犯カメラを設置して、観察と証拠をとるというのが一つの方法で、ナンバーが写るようにしておけば証拠能力があります。

効果的防止策はあるのでしょうか

アパートなど人の敷地内に無断で駐車するという行為は、刑法上、「住居侵入罪」に該当する可能性があります。

柵等で囲われているアパートなどの敷地内(付属地)に無断で立ち入ることと同じ扱いで、判例もあります。

そこで、「当該駐車場内での無断駐車は住居侵入罪で刑事告訴します」という文言のほうが効果的ではないでしょうか。

継続して無断駐車する者には「刑事告訴」という手段で臨むことが考えられます。

日にち時間が確定できる写真などを証拠に取っておくことをお薦めします。

管理委託契約書にもこのような無断駐車、不法駐車に対する対応内容を具体的に記載しておくことが良いと思われます。

管理会社としては、新たなことが起きた時には、できるだけ早く所有者と協議して対応策を決めて、書面でのやり取りをしておいた方が良いでしょう。
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ハビターレ株式会社
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