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2018年09月01日
大家さん応援ブログ

「大家ネット」を活用して頑張る大家さん

賃貸業界の近い将来の問題点が明らかになるにつれ、肝心の大家さんの意思や思いが置き去りにされて、業者が大家さんに取って変わっているような最近の状況も垣間見れます。これからの大家さんは時代の流れをつかみ、自身で積極的に情報を取り込んでいく事に勝ち残るヒントがあるように考えます

現状を理解しない大家さんは案外多い

パソコンもしなければネットも使わない、これまでのお付き合いでお願いしてきた不動産業者におんぶにだっこで丸投げの大家さんがかなり多いのではないでしょうか。

先日も、建物が古くなってきたからこの先はいずれ建て替えて、新しくして戸数を増やしたいといっておられる高齢の大家さんがいました。

高齢になってから、また借金を抱えてそのアパートに今後30年からの間、利益のほとんどを持っていかれることになることすらお考えでないようでした。

ここに問題点があるのですが、アパートの建設を薦める建設会社は建設すれば儲かるけれど、その借入れを返していくのは大家さんです。

物件が余ってきて、空き家が増えてくるときの新築は勇気が必要です。

多くのリスクを加味していなければ破綻します。さらに、30年先の社会情勢や経済情勢を読み込むことは経済学者でさえ難しいです。

最近も、サブリースでたくさんの賃貸物件を建てさせて、そのサブリース料金を保証できなくなった例があります。

たいていの場合、建築の際のローン返済の計算が甘いのが原因になっています。

賃料がずっと一定で計算されていたり、設備の老朽化の計算が甘かったりで、思いもよらずどこかの時点でマイナスが発生し、回収できないことになります。

大家さん自身が「大家ネット」で賃貸経営事業化

少し前に、多くの賃貸物件を持っている投資家のことをネットで見ましたが、ご本人の家はずっと賃貸住まいをしています。

理由は、自宅は何も生み出さない負債だからということでした。

賃貸物件に関しては収支はもちろん、償却、経費、税金など徹底的に管理して、分析をされていました。

このように考える人は、普通の大家さんでは数少なく、投資家と言えるのではないかと思われます。

今後は、持てる資産を生かしつつ経営する、積極的大家業を目指していく事が必要とされるように思います。

そのためには、人任せではなく、また年齢も関係なく、大いに学び、同じ大家業の人たちとも交わり、知識を得ていく事が大切ではないでしょうか。

「大家ネット」の取り組み

先日、偶然にTwitterで書き込んでいたら、フォロワーがあり、興味を持って調べていたら、「大家ネット」で直接募集するサイトを作っている方でした。

全国ネットにして、お互いに情報を交換しつつ、「お客様から直接賃貸のオファーをとりませんか」というもの。

サイトにお客様がアクセスして希望条件を書いて、その地域の大家さんからの返事を待つという、「貸し手」と「借り手」を直接つなぐことが目的のサイトです。

大家さん独自で不動産情報サイトを作ろうということですが、その登録数はまだ少なく、現状はお断わりせざるを得ないことが多いそうです。

しかしながら、なかなか面白い取り組みだと思いました。

このシステムが出来上がってうまく回っていけば、笑えませんが不動産業者としては仕事にならないのです。

ポータルサイトも役に立たなくなります。

すでに、大手ポータルサイトはかなり広告費を下げてきていますが、それでも当社のような零細業者には高値の華で使ってはいません。広告費だけで経費を圧迫するからです。

不動産業者の変化

大家業は大家が主役で、不動産業者の本来の仕事はその取次ぎです。

ところが、利益が出た不動産業者は自社で資産を持って大家業をするようになり、大家さんからの預り物件は後回しになる事に不満も出ているようです。

大手の、しかも資本をたっぷり持つ不動産業者にありがちなパターンです。

最近は、警備会社でさえ本業ではなく不動産業で成り立っているとか、新聞社も新聞はとってもらえないけど不動産業の売り上げで持っているはなしです。

そんなことに疑問を持った大家さんたちが、立ち上がって手をつなごうとしているのだということが分かりました。

これが「大家ネット」です。

不動産業者の仕事はどうなる?

考えて見れば、業者は仲介や取次ぎをしてその報酬を得ることが基本であり、多くの知識や経験をもとにその仕事をすることです。

そして、賃貸物件を多く持つ不動産業者は管理物件を増やし、経営に関心を持たない大家さんからは手数料を確実にいただけるのですからありがたい話です。

利益が出れば、業者が直接自社物件をもつ大家となって、自分の物件を優先して仕事をすることができます。

見方を変えて不動産業者の立場から考えると、社員を抱えて給与を支払っていかなくてはならないと考えると、当然の手数料は当然にいただき利益を得ていくということです。

それを特に間違っているとは言いません。

小さな業者としての気づき

会社だから儲ける、利益を出すことはあたりまえです。

では、このような「大家ネット」に関して、当社ができる応援は何だろうと考えてみました。

小さな業者ならではの仕事としては、契約業務を引き受けるとか、書類作成を引き受けるとか、退去時の精算業務を引き受けることかもしれません。

知識の豊富な大家さんはそれさえ必要ないかもしれません。なぜなら、不動産は直接取引が認められています。

今日は不動産業者として新しい気づきがあり、考えさせられる日となりました。

今後は、自分のできる事で仕事につながると嬉しいです。
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ハビターレ株式会社
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