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2018年07月16日
大家さん向けブログ

匂いトラブルはタバコだけじゃなかった!

街中や道路でも喫煙者は吸う場所を指定されたり、自宅に帰っても隣とのタバコの匂い、煙でトラブルになる事もあります。そして最近は、匂いトラブルといえばタバコだけではなくなって来ています

近隣トラブルの原因となる匂い

たばこを吸う吸わないはどちらも自由であり規制することはできません。

だがしかし、最近は禁煙建物が増えてきていることも事実です。

風通しのために窓を開けていても、外からのタバコの匂いが室内に入ってくると、それが原因となり隣とトラブルになったり、洗濯ものに匂いが付くなどが原因で、最悪、片方が出ていくということにもなります。
匂いのもとはタバコのだけとも限りません。

たとえば、料理に使われる強い香辛料の匂いやバルコニーに置かれた物が匂いの発生源であったりします。

昨今、増えつつある外国籍の入居者による料理の匂いも、時たまではなく毎日だとどうでしょう。

そしてまた、料理と同様に洗剤や柔軟剤の、一般的にいい匂いとされているはずの匂いも人によっては不快に感じる人もいたり、この強い香りも「香害」といわれるほど、度を越した過剰な使用で回りの人に迷惑をかけていることもあるようです。

また、化学物質過敏症の人が増えていることもトラブル増加に影響しているのかもしれません。

匂いは個人差、湿度との関係

目に見えない煙や臭気の訴えは対応が難しいです。

感じ方の問題でもあるので具体的に数値で出すには専門家の「臭気判定士」による測定が必要かもしれません。

匂いの感じ方には個人差があり、実は、日本人は欧米人に比べて匂いに対しては敏感であるといわれます。

その原因は、人種的な特徴ではなく、日本の気候にあるようです。

適度な湿度がある方が鼻が利くように人の体はできているようです。

だから、湿度の高い日本では匂いに敏感な人が多いということです。

つまり、窓を開ける機会が多く湿度の高くなる夏には、トラブルが起こる確率も上がるということです。

匂いトラブル対応

共同住宅においてはお互いに迷惑をかけないで居住することが大原則です。

かなりのヘビースモーカーが隣のバルコニーでたばこを吸うことで、自分の部屋のバルコニーへ匂いが入ってくるのはマナー違反でもあり迷惑行為ともいえるかもしれません。

判例では、平成24年に集合住宅のベランダでの喫煙者に5万円の支払いを命じる判決が出たようです。

ここまで来るまでにかなりあったと考えますし、臭気判定も行ったかもしれません。

吸う権利と吸わない権利の闘いですからさぞ難しかったことでしょう。

管理会社としての対応

管理会社としては中立の姿勢で臨みつつ、賃貸経営の視点や社会の動き、生活環境の変化にも対応して考えていく必要があります。

まずは、クレームに対しては当事者の実態把握から現状を説明することが初動です。

バルコニーでの喫煙のクレームに関しては、隣り同士の訴訟や貸主による訴訟も現実的ではないので、法的な受け入れ限度を超えていなければ、間に入ってお互いに歩み寄れる努力線を示し、解決の糸を探るしかできないでしょう。

場合によっては、入居者全体に今後のためのアンケートをとったり、実態把握をすることも必要かもしれません。

また、入居の際の「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」で特約として記載事項に内容を記載し、たばこ、香辛料などの匂いがクロスに染みついた場合、全面張替えの費用の負担があることを再度確認する。

排気ルートの変更を検討することも一つの方法ですが、この際、費用は誰が持つのかを話し合う必要があります。

現実的に、喫煙者は入居できない建物も増えつつあります。

それが良いのかどうか、建物の構造上の問題や、もしくは全面禁煙などの今後の対策をオーナー様と協議をする必要があります。

管理会社としては事前に愛煙家、嫌煙家のチェックもしておくことでクレーム前に早めの対応を考えることもできます。

大家さん、ハビターレ とご一緒に問題解決を考えていきましょう。

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